
予算を重視する場合
予算を設定し、条件に合う物件を決める人は多いですよね。けれど、家賃だけに目を向けていると、想定していたよりも生活費が嵩張ってしまうといった結果になりかねないので注意が必要です。ここでは、予算を設定する際に、考慮すべきポイントについてお伝えします。
管理費など、家賃以外に必要となる費用を確認しよう!
節約は仲介業者選びから
賃貸物件を探したい時には、まず賃貸物件のポータルサイトで検索したり、仲介業者のHPを見ることになります。実は物件探しの際にはどの仲介業者にするかというのも、節約には大事なポイントなのです。仲介業者に支払う「仲介手数料」が発生するからです。 仲介手数料は、物件を借りる借主と物件を貸したい貸主に対して、仲介業者が家賃の1ヶ月分を上限として請求できる手数料です。これは借主と貸主どちらが払ってもよいので、「仲介手数料半額」という場合にはそれぞれ半々、「仲介手数料無料」という場合は貸主が全額負担していることになります。これは、仲介業者によって傾向があるので、気になる物件を複数の業者が仲介している時にはチェックして問い合わせをしてみてください。まれに個人の仲介業者さんが物件の貸主である事もあります。その時には貸主さんとの直接取引になるので仲介手数料はありません。

契約時にはどんな費用が発生するのか
賃貸物件を借りるためには、初期費用は仲介手数料以外にも色々かかります。 ・敷金:未回収時の家賃や退去後の修繕費を担保する名目で貸主に預けるお金。退去後に返金される。 ・礼金:物件を貸してくれる貸主へのお礼金。退去後に返金はされない。 ・保証料:保証人なしで借りる場合など、家賃保証会社を利用するためのお金。 ・家賃:物件を借りるお金。通常家賃は前月納めになるので、入居月と翌月の2ヶ月分の金額になる。 ・管理費:常駐の管理人の人件費や物件の清掃や修繕、ゴミ収集などの町費に充てられるお金。家賃同様2ヶ月分納めることが多い。 ・消毒料:仲介業者で行う、入居前に殺虫剤などで部屋を消毒するためのお金。 この他に駐車場料や駐輪場料、管理費に含まれない町費などがあります。特に長く住む予定の方はまず書類にある更新費用をチェックを忘れずにしてください。また、消毒料は断ることができます。
利便性を重視する場合
最寄り駅から徒歩3分と言うように、利便性の良さを重視し、物件選びをする人も少なくありません。けれど、利便性を重視する余り、他のポイントを見落としてしまうと、住み心地がいまいちといった物件を選びかねないので注意が必要です。ここでは、利便性を重視する際に、頭に入れておきたいポイントについて紹介します。

札幌の賃貸は灯油タンクが標準で付いてくる
札幌の賃貸は住宅や事務所などの用途を問わず、そのほとんどに灯油タンクが付いています。北海道は冬になると氷点下まで気温が下がり、火力の強い灯油ストーブを使い続ける必要があるためです。